先週末は、NOWHERE at 長野・松本sabbatに遊びに来てくれた皆さん、tommyさん、関係者の皆さん、ありがとうございました。
土曜は色々な場所でハロウィンパーティーで賑わっていたようですが、sabbatはsabbatらしい大人の遊び場的空間が良い感じに出来上がっていて、出演者がその時間のベストな空気をそれぞれ音で作り上げていたので、一夜を通して一つの形がしっかりと成立していたし、お客さんも自由に楽しみ、リラックスして自分も楽しむ事ができました。
パーティー前に最高のおもてなしで、僕はsabbatに入った頃には泥酔して記憶は曖昧ですが、
最後まで残っていたみんなの笑顔を思い出すと「良いパーティーに出来上がっていたんだろうな。」と思います。
今回パーティーを楽しむ中でsabbatには僕がクラブに行き始めた頃の雰囲気が未だに残っているお店だなと感じました。
僕にとってのクラブの教科書であった1994年のマニアックラブ。
お店の看板もなく入り口の扉を開けるまでクラブとは気付けない雰囲気。
そしてクラブには遊びの達人の先輩方の教えなどを背伸びをしながら見よう見真似で僕は毎週末通いました。
その頃の新宿リキッドルームでは外国人アーティストが来日する度に満員電車のようにギュウギュウになり、音好きの友人たちはみんなそっちへ足を運ぶ中、僕は1人でマニアックラブに行き、最終的に朝方にみんなハシゴとしてこの場所に帰って来る、最終地点のような場所でした。
始めの頃は知り合いなんていなかったけど、毎週末行くようになると自然と友達もでき、帰りはみんなとランチしてレコード屋に行くような日曜日が習慣になりました。
何か感覚的にその頃の空気をsabbatは持っていて、改めて良い場所だなと気づきました。
1994年にタイムスリップしたかのような雰囲気を持つsabbatには遊びの達人的な良い意味で悪い大人が沢山います。
そんな大先輩方と今も一緒にパーティーができる事は本当に光栄ですし、僕みたいな若造を可愛がってくれて感謝しています。
これからも応援しています。
本当にありがとうございました。
peace,
2015.11.02mon
Jinno(Enable Recordings)
