2014年3月2日日曜日

[ thoughts ... ] 2014.02.17mon


※facebookで2月17日に投稿した文章です。

 
みなさん、誕生日のお祝いメッセージありがとうございます。
無事に36歳になる事ができました!

そんな僕は、今まだ仙台にいます。

先週末の東北2days ( 金曜は福島・郡山dooz、土曜は宮城・仙台add ) で心身共に疲れ果て千葉に帰るスタミナももう残っていなかったので、身体を休める為に仙台のホテルでもう1泊していたため、1人で今日は誕生日を迎えました。

それにしても、先週土曜の福島の状況は、自然の恐ろしさをリアルに感じたし、35歳の最後を締めくくる大脱出劇でした。

そん時の状況を少しでも伝えれるように文章にしようと思います。...

今回の東北2daysは、郡山doozで僕と共にゲストとして出演した仙台のHUSSYさんの車で郡山から仙台まで向かう予定でした。

けど、金曜から降り積もった大雪の影響で、東北道は通行止めになり、福島から宮城を結ぶ国道4号に自動的に車が集中し、大渋滞。
何時間経っても全く進むことが出来ず、ナビで調べ何度もルート変更を試みるが、行く先は殆ど大型トラックがスタックし、道路を封鎖してしまっていた。
このままだと仙台へ辿り着けないので福島原発のある海沿いの方向へ向かい遠回りしながら仙台へ向かおうと決心。

浪江町付近に進むと、僕らの車のライト以外、殆ど灯りのない状態

大通りでさえ除雪されていない状況なので、もちろん道はほとんど車が走れるような状況ではない一本道をひたすら突き進んでいたので、バコンバコンと大げさに車がダンスをしているかのような、横揺れを繰り返し、何度もスタックしそうになりながらも根性で山道をひたすら突き進んでいった。
あれはほんと気合いで乗り切るしかなかった。

左を見れば木が今にも折れそうだし、右をよく見れば崖だし、ただただスリルの中、真っ暗闇のまともな道にもなっていない坂道を突き進む。

僕ら2人はもう全く気持ちの余裕もなく、出る言葉は「くそー、マジか、やばいよ…やばい…」と言う言葉を延々と連呼している時間がずっと続く状況でした。

多分、1人だったら発狂していただろう。

それと僕らはほとんど一日、何も食べていない状態だったので、空腹にもやられていた。

1時間位、そんな坂道をずっと突き進むと、やっと灯りも現れ始め、カーナビにやっとコンビニが現れ出した。

周囲が少しでも明るくなった事で凄く気持ちが安心した。

とにかくコンビニで何かを食べて、少し心を落ち着かせてから、また向かおうと話し合う。

コンビニで飲み物と肉まん一つ買い、コンビニ前に消防車が停止していたので、消防士に安全な通りで仙台に行ける道を教えてもらう

やっと人気のある道に出て、スムーズに進み始めるも、途中からまた大渋滞。

反対車線から歩いてくる人に事故の状況を聞くと、坂道で接触事故、その後に大型トラックがスタックし、積んでいた丸太が散乱し、道が封鎖されてしまったよう。
なので、諦めてUターン。

もうこの時点で20時頃。
仙台addのオープン時間は22時。
この時点で仙台まで残り110km。

もう仙台まで車で向かう事を諦め、もしかしたら新幹線が走っているかもしれないからそれに賭け、20kmで着く福島駅に向かうことにする。

この時点で僕の25時半からのタイムテーブルをラストの出番に変更になった。

走っている道がスムーズに進んでいたので看板に福島駅の文字が。
2人で「きたきた!!」と喜び始めるも、後ちょっとの所で大渋滞

またもや大型トラックが道を封鎖。

反対車線も封鎖されているのかずっと渋滞で車には人は乗車していなかった。
ニュースを見る限り、多分、避難所に避難していたんだろう。

まー、そんな状況だけど、もうこの道を通る以外、福島駅に向かう道はないので、目の前に渋滞している車の横の少しある隙間からすり抜けて前に進もうと判断し、殆ど雪で道にもなっていないボコボコの道におもいきって突っ込んで突き進む事に。車が横転しそうな位の横揺れでした。

そして、封鎖してる車を横切り、福島駅直前でさえもボコボコに道になってて機能しておらず。
そして何とか福島駅へ到着!

HUSSYさんの頑張りに涙が出るのを堪えながら、ガッチリ握手を交わす。

HUSSYさんを置いて、自分だけが仙台へ向かうのは寂しかったけど、目的は仙台でDJをするためだし、気持ちを切り替えてHUSSYさんとお別れをする。

みどりの窓口に向かい、4時間遅れの新幹線に乗れることに。この時点で23時。出発してから9時間半でやっと仙台へ到着。

この過酷な状況で自分の精神さえも何かに集中する事かできない位の極限状態を越えていたから、正直、いつものDJなんてできるなんて思ってもないけど、やるべき事をやろうと思っていた。

もちろん、自己採点では散々な結果だった。

DJも予定通りの2時間ではなく、1.5時間やり、もうdjmixすらできるレベルじゃなくなったので、他のDJに頼んでチェンジしてもらう。

最後まで回せない自分に、自然と涙が溢れ出てきた。

35歳ラストのDJは今までの人生で一番過酷なDJでした。

人生なんて、そう上手くいくはずはない。これがリアルなんだと実感しながら。

でも東北2days、HUSSYさんのおかげで自力で終了することができました!

今回、色々な方にかなり心配をかけたし、迷惑も掛けました。本当に申し訳なかったです。

この今回の出来事はトラウマ級なんで一生、忘れないと思います。

そして36歳、DJ1発目は長野・白馬村です。

先週末、大雪で相当過酷だった長野ですが、今週水曜木曜とまた雪の予報。
まだまだ気が緩めません。

そして、またまた今、仙台は雪が降り始めてしまって千葉に帰りたいのに困っちゃっています。。。

とりあえず10時チェックアウトなので、今からちょっとでも寝よう。( 現在、朝7時 )

ほんと、どうなっちゃうんだかわからないけど、36歳年男、Jinnoはまだまだ気持ちを伝えることを諦めず突き進みたいと思ってますんで、よろしくお願いします!!!!!!






 

0 件のコメント:

コメントを投稿